ニューリップと直口の違いとは?

日電理化硝子の試験管の口には
「ニューリップ」と「直口」の2種類あります。
では、どのように違うのでしょうか?

ニューリップは
口形状をリング状に肉厚成型することで、直口に比べて口部分に対する強度を高く仕上げており、衝撃や差込み式の栓をした際に加わる力にも強くなっています。
ニューリップの最大の特徴は、口部分を台形に成型していることです。
口部分を台形に成型することで一般的なリム付試験管に比べ、
・ 口部分の精度が良くなる
・ 形状が安定するので強度が増す
・ かぶせ式の栓をした際、接触面が多くなり安定する
などのメリットがあります。
また、口形状が手に馴染みやすく、手分析の際に使いやすいとご好評いただいています。

直口は
口部分に突起がなくストレートでかさばらないので、
試験管をまとめて扱う環境において多く使用されています。
数本の試験管の口部分を持って一度に観察したり、
試験管をまとめて洗う際にも口側が広がらず作業効率が上がるとご好評いただいています。
強度につきましても、成型の際に口部分をしっかり焼き入れすることで強化しているので
直口でも安心してご利用いただけます。

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左側がニューリップ、右側が直口のP-試験管です。
ユーザー様の使用方法や好みに合わせて使いやすいタイプを選択いただけます。
※ニューリップ、直口が選択できないタイプの試験管もあります。
日電理化硝子:試験管一覧
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category.php?category_id=1

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