試験管の底はなぜ丸いのか?

試験管の底は丸くて当たり前!と思っている方も多いと思いますが、
底が丸いことには、ちゃんと理由があります。

・沈殿物が底の中心に集まり観察しやすい
・内容物を混ぜやすい
・衝撃を分散するので割れにくい
※ガラス製品なので、絶対に割れないわけではありません。

これらの理由から試験管の底は綺麗な丸形であることが望まれています。
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左は日電理化硝子製の試験管、右は他社製の試験管です。
どちらも中には何も入れていませんが、他社製の試験管は肉厚にムラがあるので、
光が反射して底が分厚く見えてしまいます。

一方、日電理化硝子製の試験管は他社製の試験管に比べて、
底の肉厚が均一で綺麗な丸型なので観察しやすいと好評です。
さらに、同一製品内の形のバラつきを最小限に抑えることで
ユーザー様が内容物を数本まとめて観察・比較しやすいように製造しています。

同じような形に見えても、
じっくり見るとメーカーによって形がこれほど違います。
ユーザー様が使いやすい試験管を作るよう、日電理化硝子は日々努力しています。

P-試験管、ねじ口試験管、共栓試験管など
様々な種類、サイズの試験管がございますのでご覧になって下さい。
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category.php?category_id=1

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