試験管が可愛らしい一輪挿しに

先日、オンラインショップより試験管をご購入いただいた
お客様よりお写真をいただきました。
兵庫県三木市で無垢の木を使って家具やインテリア雑貨を、
作っていらっしゃる工房 『木工舎 さきもと』様。
崎本様一輪挿し

ほっこりするようなやさしい家がデザインされ、
煙突の様に試験管が組み込まれています。

どんな一輪にもなじむ可愛らしい一輪挿し。
挿すものによっていろんな表情がうかがえそうです。

試験管の透明さ…生きてくるのではないでしょうか。

ご使用いただいているのは、マークなどがない無地の試験管
サンプルチューブ』。

やはり、この様にNEG製品がご購入いただいたお客様の元で
素敵にご使用していただけていることは、大変嬉しいです。

*お客様のご紹介*

『木工舎 さきもと』

ADD:兵庫県三木市別所町朝日ヶ丘113
TEL :0794-60-4839
HP   :http://t-sakimoto.com/

 

<日電理化硝子ウェブカタログ>
http://www.nichiden-rika.com/

<日電理化硝子オンラインショップ 〜試験管・瓶が1本から購入できます〜>
https://www.nichiden-rika.com/shop/

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試験管・瓶を安全に使用して頂くために

日電理化硝子ではお客様に安全に試験管・瓶を使用して頂くために、
様々な検査を行っております。

今回はその中のひとつ「ひずみ」の検査についてご紹介します。
日電理化硝子では弊社商品の「ひずみ検査機」を使って試験管・瓶に加工ひずみが残っていないか検査しています。
ひずみ検査機
(写真:ひずみ検査機)

加工ひずみが残っている状態とは、
加工で熱せられたガラスが冷えていく際に、
加工で熱せられた部分と熱を加えていない部分との境界で
膨張する力、収縮する力の応力が残ったまま固まってしまう状態です。

ガラス加工時にひずみは必ず発生し、
加工ひずみが残った状態の商品はちょっとした衝撃で破損する恐れがあり大変危険です。

加工ひずみが残ったままの瓶をひずみ検査機で見てみるとこのように見えます。
日電P072ひずみ無
<写真:ひずみ無し>    <写真:ひずみ有り>

※ひずみの入っている部分に帯状のラインが見えます。

硬質ガラス製品の特徴である強度の高い商品を作るためには、
加工後、ガラス全体を一定の温度まで上げ、
ゆっくり時間をかけて冷ますことで加工ひずみのない商品とする必要があります。

日電理化硝子では製造過程において、
他社に比べて徐冷工程に時間をかけることで、加工ひずみを完全に取り除いています。
さらに、徐冷炉から出た製品を
弊社のひずみ検査機を使用し、加工ひずみが残ってないかどうか検査員が定期的にチェックすることで、加工ひずみが完全に取り除かれた商品を提供することができています。

これからもお客様が安全に試験管・瓶を使用できるよう、
日々努力していきます!

<ひずみ検査機>
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category_list.php?sub_category_id[]=45&category_id=4

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培養試験管とアルミセンがオシャレなボトルに☆

オンラインショップをご利用いただいているお客様から
商品のご使用方法をお知らせいただきました。

昨年12月、東京の戸越銀座商店街で塩専門店をオープンされた『solco』様。
国内外の様々な39種類もの塩が集められ、塩を使ったデリやスイーツも楽しめるお店。

そのお店の塩販売の容器として、培養試験管アルミセンを採用していただきました。
本来、通気性のあるアルミセンを工夫していただくことで、塩を保存する密封容器へと
改良していただきました。

塩ボトル①魅力的な塩が入り、お店のラベルが貼られた試験管とアルミセンは、
スタイリッシでおしゃれなボトルへと生まれ変わったのです。

塩ボトル②

弊社が取り扱うホウケイ酸ガラスの特徴である透明度の高さや軽量さ、
また試験管のサイズ感、アルミセンのマットな質感...etc

さまざまな要素からお店のコンセプトにマッチングしていただけたこと、
こだわりの容器としてご紹介いただけていることを大変嬉しく思います。

お店に並ぶ塩、そして塩を購入されたお客さまのキッチン...

それは、今まで想像もしなかった弊社の商品の姿です。

solco様店内

今後も、『solco』様が届ける新しい塩の世界の魅力が広がることを願っています。

 

☆お客さまのご紹介☆

『solco』

ADDRESS : 東京都品川区豊町1-3-13

TEL : 03-6426-8101

HP:http://www.solco.co/

FB:https://www.facebook.com/solcodeli

 <日電理化硝子ウェブカタログ>
http://www.nichiden-rika.com/

<日電理化硝子オンラインショップ 〜試験管・瓶が1本から購入できます〜>
https://www.nichiden-rika.com/shop/

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微生物検査に「ダーラム管」「クレイギー管」

日電理化硝子では様々な形状の試験管、瓶を製造していますが、
今回は微生物検査で使用される変わった形をした試験管を紹介します。

・ダーラム管(弊社商品サンプルチューブ<R>:R-6S~R-8M等)
ダーラム管とは、
気泡試験で微生物が発生させたガスを溜めるための試験管で、
食品や水質の微生物検査等に使用されています。
※弊社商品ではサンプルチューブ<R>:R-6S~R-8M等がダーラム管に該当します。
日電理化硝子では外径6mm×全長33mm(商品名R-6S)と非常に小さいダーラム管も製造しております。


(画像:R-6S)

・クレイギー管
こちらは少し変わった形をしており、底が無く筒形状をした商品です。
ブログ用写真クレイギー管2

O-157やサルモネラ菌等の食中毒を引き起こす細菌の種類を判別する検査に使用されます。
菌の運動性を増強させるために使用される商品で、
O-157が流行したときには検査の必需品として欠かせない商品でした。

どちらの商品も中型サイズの試験管の中に入れて使用します。
中型サイズの試験管も弊社のP-試験管、サンプルチューブ豊富なバリエーションの中からお選び頂けます。

日電理化硝子ではダーラム管やクレイギー管のような、
他社ではあまり製造していない珍しい形状の試験管も製造しております。
お探しの試験管、管瓶類がございましたら、ぜひ一度弊社Webカタログをご参考ください。

<サンプルチューブ>
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category_list.php?sub_category_id[]=3&category_id=1

<クレイギー管>
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category_list.php?sub_category_id[]=11&category_id=1

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ねじ口試験管の特徴

ねじ口のキャップとパッキングで密栓するねじ口試験管です。
試験管と差し込み式栓やかぶせ式ゴム栓の組み合わせでは密封性、耐薬性が不安、
共栓試験管では使用方法が限定される等お困りであれば、
ねじ口試験管をご検討してみてはいかがでしょうか。

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栓ができる試験管として共栓試験管も多くの場面で使用されていますが、
共栓試験管との大きな違いとして挙げられるのが、

・栓の材質:樹脂
用途に合わせてキャップ、パッキングの材質を選択可能です。
日電理化硝子のねじ口試験管では3種類のキャップと4種類のパッキングの組み合わせで
さまざまなシチュエーションに対応することができます。
高気密を求めるのであれば、ガス透過性の低いブチルゴムパッキング、
有機溶剤を入れるのであれば、耐薬品性に優れたフッ素PTFE使用のパッキング
乾熱滅菌をかけるのであれば、耐熱性に優れたフェノールキャップ、シリコーン素材のパッキング、
嫌気性細菌の培養であれば、直接注射針を差し込める穴あきキャップ、ブチルゴムパッキング、
などユーザーのご希望に応えることができるかと思います。
※選択可能仕様が限定される種類も一部あります。

ブログ:ねじ口試験管__

・栓の方法:ねじ式
ねじ式キャップとパッキングで締めて栓をするので、差し込み栓の共栓試験管に比べ、
安定して密封状態を維持することが容易です。
転倒した場合でも栓が外れることはなく、使用方法の幅が広がります。

さらに日電理化硝子のねじ口試験管の特長としては、

・肉厚が均一で綺麗な半円球形の底
底の形を肉厚が均一で綺麗な半円球形に成型することで遠心機にかけるなどの際、
衝撃が分散するので肉厚の不均一な底形状の商品に比べて割れにくくなっています。 

・フラットな口天面
フラットな口天面にパッキングを圧着させることで高い気密性を実現しています。

 ・首の長い形状+裾の長いキャップ
30ml容量以下のねじ口試験管(ST-13M~ST-18M)では、
キャップ閉開封時に手の接触による微生物の侵入や口部分の汚染を防ぐため、
首の長い形状に加え、裾の長いキャップを採用しています。

・アルカリ溶出量が少ない
同等他社製品と比較して、アルカリ溶出量が少ないので内容物の変化を最小限に抑えることができます。
製造の際、抜き取りでねじ口試験管の内表面のpH測定を行い、
pH7.5以下になっていることを確認しています。
コンタミネーションのリスクを伴うサルファー処理等とは異なり、
薬品を使用せずアルカリ溶出が少ない状態を実現しています。

 これらの特長からねじ口試験管は、
細菌培養や遠心分離、有機溶剤の保存など幅広く使用されています。
ぜひ、ねじ口試験管をご検討してみてはいかがでしょうか。

<ねじ口試験管リンク>
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category_list.php?sub_category_id[]=5&category_id=1

 

 

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