「ねじ口瓶S・SV」と「バキュームバイアルSVF」の違い

「ねじ口瓶S・SV」と「バキュームバイアルSVF」、
どちらも同様にねじ口の瓶で、見た目は似ていますがどう違うのでしょうか?
それぞれの特徴を簡単にまとめてみました。

「ねじ口瓶 S・SV」
• 液体、粉体、個体を問わず作業性に優れた広い口。
• フラットな天面により高い気密性を実現。
• 豊富なバリエーション
• ニーズに合わせて3種類のキャップと7種類のパッキングから仕様を選択可能。
※選択可能仕様が限定される種類も一部あります。
分野を問わず、多目的に使用されており、
豊富なサイズとキャップ、パッキングの組み合わせにより
ユーザー様のニーズに最適な仕様を選択できます。

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(写真:ねじ口瓶SV-30 容量30ml)

「バキュームバイアル SVF」

  • フラットで厚い天面とゴム栓の圧着により抜群の気密性を誇る。
  • ゴム栓の形状として凍結乾燥用と液状用があり、液状用ゴム栓は保存検体の適性に合わせたフッ素ETFEライナーゴム栓も選択可能。
  • 半打栓で凍結乾燥製剤用としてご利用頂けるゴム栓を標準仕様(SVF-3~30)

気密性を追求したゴム栓仕様のバイアルです。

凍結乾燥製剤の保存、揮発性の高い物質の保存、

陽圧環境での保存や長期保存用など様々な場面で使用されています。
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(写真:バキュームバイアルSVF-30 容量30ml)

耐薬性、耐熱性、耐冷性、気密性に応じて仕様を選択できるねじ口瓶S・SVと
高気密のバキュームバイアルSVF、
見た目は似ていますがそれぞれ異なった特性を持っていますので、
目的に応じて使い分けください。

日電理化硝子ホームページ
「ねじ口瓶SV」
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category_list.php?sub_category_id[]=14&category_id=2
「バキュームバイアル SVF」
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category_list.php?sub_category_id[]=19&category_id=2

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日電理化硝子オンラインショップ
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ニューリップと直口の違いとは?

日電理化硝子の試験管の口には
「ニューリップ」と「直口」の2種類あります。
では、どのように違うのでしょうか?

ニューリップは
口形状をリング状に肉厚成型することで、直口に比べて口部分に対する強度を高く仕上げており、衝撃や差込み式の栓をした際に加わる力にも強くなっています。
ニューリップの最大の特徴は、口部分を台形に成型していることです。
口部分を台形に成型することで一般的なリム付試験管に比べ、
・ 口部分の精度が良くなる
・ 形状が安定するので強度が増す
・ かぶせ式の栓をした際、接触面が多くなり安定する
などのメリットがあります。
また、口形状が手に馴染みやすく、手分析の際に使いやすいとご好評いただいています。

直口は
口部分に突起がなくストレートでかさばらないので、
試験管をまとめて扱う環境において多く使用されています。
数本の試験管の口部分を持って一度に観察したり、
試験管をまとめて洗う際にも口側が広がらず作業効率が上がるとご好評いただいています。
強度につきましても、成型の際に口部分をしっかり焼き入れすることで強化しているので
直口でも安心してご利用いただけます。

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左側がニューリップ、右側が直口のP-試験管です。
ユーザー様の使用方法や好みに合わせて使いやすいタイプを選択いただけます。
※ニューリップ、直口が選択できないタイプの試験管もあります。
日電理化硝子:試験管一覧
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category.php?category_id=1

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試験管の底はなぜ丸いのか?

試験管の底は丸くて当たり前!と思っている方も多いと思いますが、
底が丸いことには、ちゃんと理由があります。

・沈殿物が底の中心に集まり観察しやすい
・内容物を混ぜやすい
・衝撃を分散するので割れにくい
※ガラス製品なので、絶対に割れないわけではありません。

これらの理由から試験管の底は綺麗な丸形であることが望まれています。
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左は日電理化硝子製の試験管、右は他社製の試験管です。
どちらも中には何も入れていませんが、他社製の試験管は肉厚にムラがあるので、
光が反射して底が分厚く見えてしまいます。

一方、日電理化硝子製の試験管は他社製の試験管に比べて、
底の肉厚が均一で綺麗な丸型なので観察しやすいと好評です。
さらに、同一製品内の形のバラつきを最小限に抑えることで
ユーザー様が内容物を数本まとめて観察・比較しやすいように製造しています。

同じような形に見えても、
じっくり見るとメーカーによって形がこれほど違います。
ユーザー様が使いやすい試験管を作るよう、日電理化硝子は日々努力しています。

P-試験管、ねじ口試験管、共栓試験管など
様々な種類、サイズの試験管がございますのでご覧になって下さい。
http://www.nichiden-rika.com/online-catalog/category.php?category_id=1

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ガラスの種類について

「ガラス」には種類があることをご存知でしょうか?
一言に「ガラス」と言っても、実はたくさんの種類があります。
その中でも日電理化硝子は「ホウケイ酸ガラス」というガラスを使用しており、
一般的なコップ等に使用されているもの(ソーダ石灰ガラス)とは異なる種類です。

なぜホウケイ酸ガラスを使用しているかと言うと、
ソーダ石灰ガラスに比べて
・熱膨張係数が低い(温度差に強い)
・アルカリ溶出量が少ない(内容物への影響が少ない)
という理由が挙げられます。
ホウケイ酸ガラスは一般的に医療、理化学の場で使用されることが多く、
薬を入れたり、化学的な試験をしたり、病院や研究所では欠かせないものになっています。

さらに
・光透過率が高い(透明度が高く、中身が綺麗に見える)
・比重が軽い(重量が軽い)
との理由から、インテリアや雑貨としてもニーズがあります。

(例)The Dayz tokyo様
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内容物への影響を最小限に抑えたい、内容物を長期保存したい、高温で滅菌したい、
インテリアとして楽しみたい等、ユーザー様の様々なご要望にお応えできると思います。

私たち日電理化硝子で使っているガラスについてもっと知りたい方は
ホームページのガラスQ&A、技術資料コーナーをご覧ください。
ガラスQ&A http://www.nichiden-rika.com/data/qa
技術資料 http://www.nichiden-rika.com/data/technology
ご質問等あれば、お気軽にお問い合わせください。

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